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化学反応が起きた夜

いつもの店に足繁く通っていると、1年に何度かびっくりするぐらい盛り上がる夜がある。一昨日がそうだった。引き戸をがらがらっと開けると、見知った顔がふたつ。ともにひとり客だ。わぁ、おひさしぶりですねぇなんて、軽く挨拶を交わした後、仕入れたばかりという「不老泉無濾過生原酒(米は渡船・24BY)」で、胃をあたためながら、隣の人が食べているミスジを横目で盗み見る。私も同じものをもらおうかな、などど考えつつ、二杯目のお酒を注文しようとしていた矢先に、引き戸が開く音がした。本日4人目のひとり客登場。この時(なんだか今夜はすごく楽しい夜になりそう)という予感がした。
_ふろうせん_
グレーのラベルが美しい不老泉(滋賀県高島市)

この店の常連さんたちは、職業も違えば年齢もさまざま。いつも、何の話をしているのだろう?と思うのだけれど、すごく楽しい。もちろん、約束をしているわけではなく、気の向いた時に行っているので、その日店に誰がいるのかは、引き戸を開けるまでわからない。それが、いい。話すときもあれば、話さない時もある。興味がない話題には、入らなければいい。そういう日はとことん酒と向き合って、舌に神経を集中させる。これはわたし特有なのかも知れないが、それが許される気兼ねのなさは、心が緩むひとときだ。
そうは言っても、やはり人と人とが起こす化学反応を直に体験できることが、酒場の醍醐味なんだなぁ、と思いながらふわふわと酔いに身をまかせ、帰りの電車でどんぶらこ、と軽く船を漕ぐ。こうして、金曜日の夜は更けてくのだった。


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酒の聖地で考えた

何度目かの伏見「とりせい本店」で、ほどよく呑んだ。

しんせい
「神聖」の文字が、酒越しに透けてみえる

この日は「ほどよく呑んだ」というのが重要で、それはなぜかというと、わたしはこのお店で、ついつい呑みすぎてしまう。メニューに「おすすめ!」と大きく書かれた「蔵出し生原酒」(410円)がおいしくて、何度もおかわりしてしまうからだ。この日は、まず「ほろよいセット」(1060円)でビールをやっつけて、それからお酒へ。和らぎ水を挟みながら、酒をちびりちびり。おかわりを頼んで、再びちびりちびり....しながらふと気がついた。ほどよく呑む秘訣はこの「ちびりちびり」なのかも知れない。
呑みながら、こんな事を考える余裕ができた。この調子でいこう。

夏も日本酒で乾杯

京都市で条例化されるずっと前から、日本酒で乾杯派。もちろん夏の暑い日の夕暮時や、仕事終わりの晩酌を覚えたての頃は「やっぱり一杯目はシュワシュワしたい」と思っていた。当たり前のようにそうしていたんだけれど、ある時から変わった。きっかけはいつもの店の人の「小さいのにしとく?」という一言。どうやらわたしの一杯目のビールが、いつもなかなか空かないと思われていたようだ。それからしばらくは「生小スタート」していたが、いつの間にやら、席につくなり「何呑む?」「お酒やな」という流れになっていった。
6月に入った途端、なんだか太陽が近い。今、この格好をしていたら、8月どうしよう?というくらい薄い布地の服を着て仕事に行く。そんな暑い日にぴったりな日本酒に出合った。

玉川Ice Breaker
純米吟醸無ろ過生原酒
aisu.jpg
京丹後市の木下酒造で、イギリス人杜氏ハーパー氏が醸した酒。ロックで呑むのがおすすめらしい。「去年もよぉでてたわぁ」と店の人が言うから、試しに呑んでみることにした。氷を入れたグラスに、冷えた酒を少し注いで「どれどれ」と一口含み、合点がいった。ロックがちょうどいい。呑んだ瞬間、酒の濃度や甘みが、氷で一気に引き締まる。氷が溶けて、酒が少し薄くなったら、玉川らしいふくよかな香りと甘みが顔を出すが、ひとたび呑み込んでしまえばしゅっと切れる。寄せては返す波のように、甘みと切れ感が行ったり来たり。だからまた呑みたくなる仕掛けなんだな。ロックで呑む日本酒なんて。と去年は敬遠していたけれど、今年は「とりあえず」の一杯目候補としてお世話になりそう。今からこれを呑んでいたら、真夏に何を呑めばいいのか?と思わないでもないけれど・・・。

酒の応援団長!軟骨の唐揚げ
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